午前中の激しい雨が嘘のような青空が
お昼には広がり
夕方には『十七夜』の開催を知らせる花火。
子どもの頃の夏休み前の
わくわくした情景を思い出します。
境内には金魚すくいや綿菓子などの夜店が並び
くじ引きを楽しみに集まってきた子ども達で
お寺がにぎわい始めたころ、
観音堂から聞こえてくる父の読経の声に
近隣の信者の方が一緒に手を合わせられる。
今から50年以上も前
私が小学生だった頃の7月17日の記憶です。
7月17日、千手観音様の縁日『十七夜』。
いつの間にかそうした行事も
大きく行われることは
なくなっていましたが、
今年は春に副住職が寺に戻ってきたので
観音様のおつとめを2人で行いました。
来年からは檀信徒の方にも声をかけてみようと思います。
そしていつかまた
『十七夜』が
復活できたらいいですね。